先週公開したFate HF2章ですが、結論から言うととても面白かったです。映画が面白かった要素として主人公と桜の関係を中心に描きながらも周りのキャラの関係性を掘り下げたセリフや補完が随所にあったことも大きいと思います。例えばバーサーカーやイリヤの信頼関係、エミヤが消える直前に凛のことを遠坂と言ったり、このままいけばお前は破滅すると士郎にエミヤがアドバイス?するところなどは燃えましたね。前2ルートのことを分かってるとなおさら燃えるんですよね。
また、桜の歪さが1章の時に比べて前面に出てましたね。その歪さを分かった上で士郎が切嗣の思想を否定してまで桜だけの正義の味方になると宣言したシーンはとても感動しましたね。
ネットでは戦闘シーンが絶賛されていたので自分も期待して見たんですけど、期待以上でしたね。セイバーオルタVSバーサーカー見所なんですけど、映画の音響と相まって迫力がすごい。エクスカリバーモルガンの破壊力の凄まじさ、イリヤの想いに応え、奮戦するバーサーカーの戦闘とても面白かったです。
バーサーカーに勝って欲しかったという本音は置いておいて、ストーリーの前半から中盤にかけてひたすら既存のサーヴァントが脱落していく展開なので戦闘面での盛り上がりが難しいはずなのに、結果が分かっている戦闘でもここまで面白くした監督がすごいと思います。
また、原作のシナリオ量では HFが一番長いのですが、それを約6時間に納めるという大手術をするわけですが、2章まで見ている段階でむしろ原作ファンが知っている既存の情報は省いてその代わりに補完シーンを入れているのである意味理想の映画化といえます。
まあ原作やったことない人は原作やってからじゃないといろいろ大変だと思うから頑張れ!
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